きのうは・・

 

 

 

豊洲のライブハウス「豊洲PIT」で

「豊洲サンセット」というイベントへ。

これは毎年行われる催しで、人気バンド

スピッツが、今おすすめしたい

ミュージシャンを8組(今年は)

2日間で紹介してくれるというもの

です。

 

今年は何度申し込んでもチケットの

抽選に外れて心が折れていたのだけど、

なんと前日になってリセール分の

チケット当選の知らせが(最近は

そんなありがたいシステムになって

いるのです)。喜び勇んで行きま

した。

 

整理番号は最前列に行けそうな番号

だったのだけど、誰か行けなくなった

方のチケットを譲ってもらったのだ

からと、壁にへばりついて立ってい

たら、さすが新しいライブハウス。

すごく音が回って良かったなー。

背中の壁からも音が響いて昔の

ラブホのベッドみたい・・(いや

知らんけど・・)

 

昨日の出演者は若手とベテランの

バランスがちょうどよくてすごく

楽しかった!

ザ・コレクターズはベテランバンド

だけどオシャレでスタイリッシュで

歌がめちゃくちゃ上手くておまけに

話が面白い。今Mステとかの歌番組

に出たらウケると思うんだけどな。

笑点でもウケる!

 

peanaut butters(ピーナッツバター)

は若いバンドグループでボーカルが

すごく味のあるいい声。昔よく聴いて

いた、さねよしいさ子さんを思い

出した。

 

秋山黄色さんは初めて。バンド編成

で、めっちゃ熱いステージだった。

ギターが上手くてかっこよかった。

ファンが大勢いたな。「k!ro」って

書いたTシャツが欲しくなった。うち

のチームカラーも黄色だし。うちは

ひとりだけど・・。

 

ヒックスヴイルもベテランさんだけど

ちゃんと聴いたのは初めて。ボーカル

の真城めぐみさんは色んな所でコーラス

をしていて見覚えがある。しっとりも

がっつりも自由自在の声が出せる

みごとな歌唱力。上手いなー。

ご本人たちもおっしゃっていたけど

小さなバーやカフェが合うバンド。

恋人と楽しくお酒を飲みながら聴い

てみたい。

 

主催者のスピッツは帯広以来。ツアー

とはまた別の曲で楽しめたし良かった!

草野さんがコロナに感染してまだ

そんなに経っていないのにまったく

以前と変わらぬ声。佳子さまぐらい

の回復力(?)。

毎回、誰かの曲をカバーすることに

しているらしく、今年は藤井風の

「きらり」。これがすごく合っていて

「どこにいーたーの さがしてーたよ

連れて―えーって 連れてーえーって」

というサビでヒョエ(!)ってした。

ゾクッというよりヒョエ・・。

「アケホノ」という新しい曲も

聴けてよかった。

 

ああ楽しかった夏ももう終わりか・・。

 

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新豊洲のバス停前から撮った

サンセット。肉眼ではもっと

でっかい夕陽でした。

 

 

 

 

🌕

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カレーランチ・・

 

 

昨日は下北沢の一番街にある

「カレーの惑星」でランチ。

下北沢でカレーというと「46ma」

(シロクマ)か「茄子おやじ」ばかり

だったのだけど、気になっていた店に

11時30分から並んで(30分位)、

大正解! まあ美味しかったー!

 

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グリーンカレーと濃厚えびカレーの

2種盛りチーズトッピング。飲み物

が炭酸入りのラッシー。(他に

キーマカレーがおすすめらしい)

 

野菜がたくさん。カレーなのにヘルシー

で胃にやさしそう。ピクルスなどいろい

ろのっているから、お皿をくるくる回し

て味変しながら、最後までずーっと

美味しかった! 

 

いっしょに行ってくれたのが落語協会

のお囃子さん(出囃子をお三味線で弾い

てくれる)の恩田えりちゃん。鶴瓶師匠

のツアースタッフでもあります。

 

今年のお正月(だったかな?)えりちゃん

に私の出囃子をこれまでの「もし亀」

からスピッツの「チェリー」に変えたい

とぼそりと呟いたら、あっと言うまに

全お囃子さんに通達してくれて、今年

から寄席での私の出囃子は「チェリー」

になったのです。本当にフットワークの

軽いえりちゃんには感謝しています。

 

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「これ・・おみやげです・・」と

差し出したものを見ると台湾のお皿

と食べ物。台湾で球場めぐりをして

きたのだとか。

私も球場は父とよく行ったけれど、

ひとりで行く勇気はないな。

えりちゃんは船舶免許も持っている

し、ホントにアクティブで刺激を受け

まくり。

楽しいランチでした!

 

 

 

 

 

🍂

 

 

 

 

 

 

 

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映画「優しいスピッツ」私は見納め・・

 

お江戸日本橋亭(演芸場)の近くにできた

おしゃれタウン、コレド室町の中の映画館

で「優しいスピッツ」鑑賞。

今日は上映後、監督の松居大悟さんの質問

コーナーがあり、面白かった!

 

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(こんな写真しか撮れずごめんなさい)

 

「優しいスピッツ」は春に一回観たのだ

けど、たぶん見納めになるだろうから、

もう一回。

朝ドラの主題歌「優しいあの子」を

を作った縁で(ドラマの舞台が十勝

だったので)スピッツのメンバーが

帯広の小さくて古い幼稚園を会場に

無観客ライブをやって、それを松居

監督が映画に撮ったのです。

 

 

一回目を観たときにももちろん歌と演奏

の素晴らしさに感動したのだけど、帯広

地元民としては「なんであんなに狭くて

寒くて、埃の臭いがする、古い建物

で、しかも近所迷惑になるからと

爆音が出せないような幼稚園で、

あのスピッツがライブを・・」と何とな

く恥ずかしいような、申し訳ないような

(床暖ぐらい設置していいのに・・

とか)そんな思いになったのだけど、

 

今回観て(聴いて)、それらの

ことがすべて、映画になってみると吉と

出た感じなのかも、と思いました。周り

やメンバーが心配していたことが、でき

上がってみると、むしろ功を奏した・・と

いうような。

 

狭さも、メンバーがぎゅっと固まって

演奏していることで、リハーサルのよう

な臨場感があるし、会話のやり取りも

近くて、いつもそんな感じなんだろうな

とわかる。

 

寒さも、人物や照明を美しく見せてく

れているような気がするし、埃の臭い

も(実際嗅いだからそう思うのかもしれ

ないけれど)懐かしさを醸し出してい

るような・・。

 

何より、場所に合わせた選曲。

メロディーを聴かせるような(ギター

はアルペジオばかりの)曲選びと

その並べ方が、スピッツの魅力を

最大限に引き出して、ドラマチックに

見せてくれているような感じがする。

ガーベラ、夕焼け、雪風・・いいな・・。

 

そう考えると、奇跡のような組み合わせ

で出来ている映画だったんだな・・。

って、まだ上映する所もあるらしいの

で、知らない人に観てほしい。

 

第二弾もあるかも、という話だったので

またスピッツの映画を観られるのは嬉し

いけれど、十勝帯広とスピッツとの

関係は、これで落ち着いてしまうのかな

と思うと、一抹のさびしさが・・。

あ、映画は秋に撮影したっていうのも

良かった。帯広の秋は哀しいほど静か

なのです。

 

 

 

 

 

 

 

🍊

 

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日和下駄・・

 

 

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永井荷風先生の「日和下駄」を文庫で。

大正三年に発表されたもので、私が

今、推敲している小説作品と同時代な

ので、勉強させていただきました。

 

漢字ばかりで目がしばしばするのだけ

ど、永井先生が実際に下駄にコウモリ

傘で、ぶらぶら歩きまわった東京の、

街のようすが手に取るようにわかる

文章。

 

「麻布網代町辺の裏町を通った時、

私は活動写真や国技館や寄席なぞの

ビラが崖地の上から吹いて来る風に

翻っている氷屋の店先、表から一目

に見通される奥の間で十五六になる

娘が清元をさらっているのを見て、

いつものようにそっと歩を止めた。」

 

と、こんな感じの十一章からなる随筆。

当時の東京人が何を愛していたかが

その各章からわかる。「江戸の音曲」

(路地を歩けば三味線の音が聞こえて

きた)「川や池」「樹木」(私が

小説の舞台にした根岸御行の松も

何度も登場する)「空き地、坂、

夕陽・・」。当時の、何というか、

余白がいっぱいあったような東京

は、生きやすかったのではないかな。

 

私の大正時代の女学生を書いた小説

は、一年以上前に書き上がっていて、

担当編集者が産休から戻ってくるの

をひたすら待っているのだけど、

その約束の日が来月、10月なの

です。でもこれまでの経験上、

「編集部の都合で今回は・・」と

反故にされる可能性もなきにしもあ

らず。(最近夢見もわるいし・・)

 

そういうときは「女子芸人」を

思い出します。あの作品も、依頼さ

れたはずの編集者が退社してしまって、

本にしてもらえず、やけくそになった

あげく、片っ端から文学賞に応募して、

(大幅改稿しながら)、十回目ぐらい

で新潮エンターテインメント大賞をもら

えたのです。

 

今回も名前を偽りながら新人文学賞に

応募しまくったっていいのです。

恵まれない環境には慣れているので

むしろ力がわくのです・・なんて。

 

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この、いただき物のドライ柑橘類。

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お湯に入れたり、玉ネギマリネに入れたり

すごく美味しくて重宝する。生よりも

一回乾燥させたのって味が濃い!

 

 

 

 

 

 

🍊

 

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高座がありました。

 

今日は日本講談協会の「広小路

講談会」でした。

久しぶりの上野広小路亭の昼席。

温かいお客様で助かりました。

ありがとうございます!

 

今日の反省点は、久しぶりの高座で

堅くなりすぎたことと、マクラの話

がとっちらかったこと。(久しぶり

の高座の前日は悪夢にうなされる

という話が面白くならなかった)

でもいちばんの問題点は人間国宝の

前に上がってエリザベスひとしを

やってしまったこと・・真面目そうな

お客様を前にすると、すごく卑屈

になってしまうという変な性格・・。

 

 

 

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広小路亭を後にして・・あまりに

顔に覇気がなかったので美肌加工を

しときました・・。

 

 

 

 

 

🐡

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最近読んだ短編小説集・・

 

 

 

最近読んだ小説のなかで脳がぐるぐる

かき回されたようになった一冊。

 

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「サミュエル・ジョンソンが怒っている」

リディア・デイヴィス 岸本佐知子=訳

 

以前、岸本佐知子さん訳の

「ルシア・ベルリン」という女性作家の

短編集を読んで感動してから、

(『掃除婦のための手引書』と

『すべての月、すべての年』)

岸本佐知子さんが翻訳して紹介してくれる

海外の女性作家は間違いなく共感できる気

がしてこの本も購入。いっき読み。

 

なんという自由さ。明るさ。小説らしから

ぬしなやかさ。オリジナル感。

メモ書きのようなものから、夫婦漫才の

台本のようなもの。散文なのか記録な

のか、でも受け取り側の脳内で不思議と

イメージが広がってしまうような小説。

 

L・デイヴィスという女性は存命のアメリ

カ人で、両親は著名な文学者、本人もフラ

ンス文学の翻訳者なので、そのような裏打ち

があって、こんなに自由な作品が世に出せる

のだろうとは思う。でもそれを見つけて

日本語に翻訳してくれる岸本佐知子さんが

すごい。

あ、でも「国際ブッカー賞」にも輝いて

いるから、世界の文学界では「一行小説」

というものも認められているのかも。

日本の文壇ではなかなか・・な気がする。

 

この本の題名になっている短編小説、

「サミュエル・ジョンソンが怒っている」

は、本当に一行しかない。

「スコットランドには樹というものが

まるでない」

 

これ、頭のなかでいろいろ想像をめぐら

せてから、あとがきを読むと、サミュエル

ジョンソンというのはイングランドの文学者

で、この「サミュエル.ジョンソンが怒って

いる。 スコットランドには樹というもの

がまるでない」という文章は、弟子で

スコットランド人のボズウェルという人が

書いた伝記のなかの文章を切り取ったも

のなのだとか。(言い換えればパクリ

だけど、切り取り方が天才的だから許さ

れる)

 

サミュエル・ジョンソンはスコットランド

のことをおちょくるので有名な人で、それを

スコットランド人の弟子が親しみを込めて

伝記に書いたそう。

(面白いのは、サミュエルが作った辞典には

オーツ麦=穀物、イングランドでは一般に馬が

食べ、スコットランドでは人が食べる と

書いてあったそう)

 

たとえば、

私が師匠の神田山陽に「北海道のテレビは

NHK以外映るのかい?」と聞かれたのを、

後に伝記として書き、

 

「神田山陽が怒っている

 北海道のテレビに民放が映らないと」

 

って、そんな感じなのかな? ちがうか?

 

他の短編もすべてユーモアのセンスが抜群

で、思いがけずきゅんとするものもあり、

楽しい読書時間だった!

 

 

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思いがけずきゅんとしちゃったな、これ。

 

 

 

 

 

🐼

 

 

 

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柳月の秋太りしないお菓子。

 

 

 

 

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今年は北海道も酷暑だったけれどやっと

涼しくなったようで、友だちからお菓子

のプレゼントが!

 

柳月のヘルシーなお菓子セット。

柳月はあんバターサンドや三方六が

有名で、アンコとバターたっぷりな

印象だけど、最近は食物繊維や

ポリフェノールたっぷりの健康志向の

お菓子もたくさんあるのです。

手前の「防風林」は昔からあるお菓子

で、これもアーモンドとウエハース

なので美味しいわりにヘルシーかも。

 

以前コラムを書いている十勝の新聞で

「六花亭にくらべて柳月の包装紙は

地味で目立たない」とか地方紙だと思っ

て失礼なことを書いてしまって

(お菓子の味はいいとフォローはした

のですが・・)ずっと気になっていた

のですが、最近はすごく派手なパッケ

ージのがあったり、昔ながらの包装紙

も使っていたり、多様になって理想的

なお店になった印象。(私のコラムは

関係ないのですが・・)よかった!

 

 

ひとりメシでいつも同じメニューに飽き

て、料理番組で見た「カジキマグロの

ソテー 玉ネギとトマトとケッパーの

ソースがけ」をつくってみたら美味し

かった! 白ワインと塩だけの味付け。

 

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でもこのお皿は柳月・・じゃなくて

六花亭のポイント交換でもらったお皿

でした。

 

 

 

 

 

 

 

🐸

 

 

 

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ライブ・・

 

 

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下北沢のライブスペース「lete(レテ)」

でアッキーこと鈴木晶久さんのライブ。

今日はお友達の時光さんがベースを弾い

てコーラスもあったのでアッキーも

エレキギターでのりのいい曲ばっかり。

(時光は苗字で名はシンイチロウだ

そう)

 

曲間のやりとりが漫才なみに面白い。

時光さんも声もいいけどかなり面白い

人なんだな。ベストコンビなのかな。

「オレは水のまなーい」のフレーズ

をくりかえす曲は、アッキーがロック

ミュージシャンとしてポリシーとし

ていることなんだとか。なんでも

ポールマッカートニーがステージで

今も昔も水を飲まないのだとか。

「昭和だよね」って時光さんに言われて

コーラスでは時光さんが

「オレは水をのむー」と歌うから

「のまないー」と「のむー」が

はもっていて可笑しかったなー。

 

でも何年か前にアッキーがライブ中

ペットボトルの水を飲んでたの、

覚えてるんだけど・・。

 

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夕飯に酢豚と高野豆腐の煮物と

豆腐サラダをを作って食べてから

あわてて行ったので化粧が濃くな

っていたのに気付かなかった私。

 

 

 

 

 

 

🐷

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文春落語会「柳家喬太郎×神田茜」に出演させていただきます。

 

 

 

 

 

柳家喬太郎師匠が長く出演されている会

にゲストで呼んでいただきました。

喬太郎さんは若いころから何かと気遣って

くれて、ほんとうに感謝しています。

 

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チケットのお申し込みなど詳しくはこちら

でお願いいたします。

 

文春落語 (bunshunrakugo.com)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🐠

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9月予定・・

 

 

約18年ぶりに新車にしたので(自転車

だけど・・)、駐輪場で自分の自転車が

なかなか見つけられず、アヒルの目印を。

これセリアの自転車グッズコーナーに

あったのだけど100円でこのクオリ

ティーはびっくり。キュッと鳴るし

ブンブン回る。

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🌕9月3日(日曜日)

 落語協会「謝楽祭(しゃらくさい)」

 湯島天神境内

 私は午前9時45分出発の木遣り

 に参加させていただきます。たぶん

 YouTubeで生配信があるのでは?

 

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🌕9月19日(火曜日)

  昼12時より

  上野広小路亭

 

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帯広の実家で母(花子)が育てた野菜が

ずいぶん豊作なのだそうで、たくさん

送ってくれるのに、なかなか食べきれず、

知り合いのレストランで賄いにでもと

思い届けると・・

 

こんなに素敵な特別メニューにして

くれました!

 

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名付けて「バアバサラダ、エシャロット

ソース」

 

ここは下北沢の「フライパン」という

フレンチレストラン。ビーフカツサンド

がずいぶん評判だけど、他のお料理、

何を食べても間違いなく美味しい!

ここでお運びをしている丸顔の女は

うちの娘です。

 

 

 

 

 

 

 

 

🍅

 

 

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